2001 Jweb 記憶屋 成人式レポ

山田涼介主演 映画『記憶屋 あなたを忘れない』記憶に残るサプライズ成人式イベントレポ
<前編>
サプライズ登場!
シリーズ累計50万部を超える織守きょうや氏の小説「記憶屋」の映画化!『記憶屋 あなたを忘れない』は、人の記憶を消せる“記憶屋”をめぐる謎に迫るミステリー。主演の山田演じる吉森や、芳根京子さん演じる吉森の幼なじみ・河合真希など、さまざまな人間愛も丁寧に描かれていきます。

本編上映終了後に行われた今回のイベント。MCの方のお声がけでご登壇した、吉森の恋人が働く喫茶店の店長・外山を演じるブラザートムさんからは、「本当でしたら山田や芳根が出てくるはずなのですが、彼らがこの作品に対して思い入れがないようなので(笑)」なんてご挨拶がありましたが、実はこの後、山田と芳根さんがお客様にサプライズで登場するという流れ。

もちろん、ブラザートムさんもそのことはご存知。ふたりが来ないとお客様に印象付けて、驚きを大きなものに!と、しばしの間、登壇者が自分ひとりのようにお芝居(笑)。というわけで、新成人を迎える方々と、地方から上京された方々を中心にお招きしているお客様へ、大人代表として「上京された方々、東京というところはすごく怖いところです。それだけ覚えておいてください(笑)」とユーモアを交えた前置きを入れつつ、これから大人として本格的に羽ばたくみなさんへ熱いエールを送るブラザートムさん。

続けて今回のイベントは、応募された際にお客様にアンケートをご記入いただいていたとのことで、そのひとつめの項目【ふるさとにいる家族や恩人へ思い出と感謝のメッセージを書いてください】に寄せられた回答を発表していただくべく、選ばれた男性がおひとり壇上に。さっそくそのメッセージを発表!と思いきや…!?

「せっかくですからこの方々にもご登場いただきましょう、本作の主人公・吉森遼一を演じました山田涼介さん、河合真希を演じた芳根京子さんです!」というMCの方の呼び込みで、山田と芳根さんがサプライズで登場!まさかふたりが来るとは…と驚きでいっぱいの客席からは、大きな歓声と割れんばかりの拍手が巻き起こる一幕もあったのでした。

キャストの会話で場内が笑いの渦に!
登壇直前、山田と芳根さんは舞台袖でブラザートムさんのコメントをばっちり聞いていたようで、「トムさん!思い入れがあるから来ちゃいました(笑)」(山田)、「強くあります(笑)!」(芳根さん)と、幼なじみという本作での関係性が感じられるようなやり取りを見せてくれたふたりが笑いを起こします(笑)。

和やかな雰囲気に包まれる中、山田がご挨拶をと、「まずは上京してきた皆さん、東京はそんなに怖い街ではありません(笑)」と、これまた先ほどのブラザートムさんのコメントを受けてドッと沸かせつつ、「新成人のみなさん、おめでとうございます。今日は短い時間ですが、楽しんでいってください」とニッコリ。

そんな山田、そして芳根さん、さらにはブラザートムさんに囲まれ、メッセージを発表する男性は「すごい…何も言えないかも…」と、緊張からかちょっぴり不安気。するとすかさず、「じゃあ言うんじゃね~ぞ~(笑)」なんて言うブラザートムさんに、山田が「いやいや、言わせてあげてくださいよ(笑)!」とツッコミ。丁々発止のふたりの会話が再び炸裂し、これには客席はもちろん、男性も思わず笑みをこぼし、少し緊張が和らいだといった感じです。

満を持して読み上げられた男性のメッセージには、小さいころからお笑い芸人に憧れていること、いつかテレビに出てたくさんの人を笑わせたくさんの人の“記憶”に残りたいという思い、そして映画のタイトル『記憶屋』が自身のこれからの人生に合うような気がして今回のイベントに応募したという経緯、ご両親への感謝が綴られており、山田も真剣な面持ちで聞き入ります。

ですが、男性がメッセージのラストに「ありがとう、親!」と勢いのあるフレーズを発していたため、思わず笑ってしまう山田(笑)。とは言え、「素晴らしいじゃないですか!」と男性のまっすぐな思いに胸を打たれたようで、「この『記憶屋』が自分の人生のタイトルにピッタリなんじゃないかっておっしゃってもらえて、すごく嬉しいです。そして最後の締めがいいですね。『親!』って(笑)。応援しています!」としっかり目を見て、温かく背中を押す言葉を送るのでした。

ジャニーズあるある…!?
山田、芳根さん、ブラザートムさんにも「家族や恩人とのエピソードは?感謝したい人は?」と質問が振られると、「やはり親じゃないですかね。この世界に入れたのも“ジャニーズあるある”なんですけど、母親と姉が勝手に履歴書を送って」と即答した山田。

ジャニーズ事務所所属・山田涼介が居るのも“ジャニーズあるある”の経緯があったからだといった様子ですが、ブラザートムさんは、よく語られる“ジャニーズあるある”について「本当なの、それ!?」と疑心暗鬼(笑)。

これには、「本当なんですよ(笑)。ジャニーズがテレビでオーディション生を募集して、公開オーディションを行うという初めての試みのときに勝手に(履歴書を)送られて(笑)」と説明しつつ、「いまとなっては親、姉、家族にも感謝しています。天職だと思っているので」と万感の思いを込めて。

と言っても、入所当初を振り返って、「嫌でしたね。サッカーを本格的にずっとやっていたので。サッカー選手になりたくて夢見てやって。でも当時の(サッカー)ワールドカップのピンバッチを買ってあげるよ、という言葉に釣られてオーディションに行って。気づいたら受かっていました」と、当時の心境を明かす場面も。

はじまりは“ジャニーズあるある”だったようですが、今では“天職”と胸を張って言っていた山田。しかし、ブラザートムさんが、“今日観に来てくれた方々”に感謝をしたいといったコメントをされていたのを聞くと、思わず「ずるいよ~!ずるい!一番ずるいやつですよ、それ~(笑)」と“やられた~”と言わんばかりの声をあげ、タジタジになっていたのでした(笑)。

まだまだ続くイベント。レポ後編では、山田が新成人の皆さんからの質問に答えるお悩み相談の模様をお届けします!更新をお楽しみに!!

いちごと ちょこと りょうすけさん

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